必要なもの
- rEFInd (ブートローダーのようなもの)
- インストール用USB (今回僕はWindows 10とGmacというLinuxのUSBを用意しました。)
まず、Gmacですがブートローダーがうまく入らなくて後回しにしました。なので最初にWindows10のインストールUSBを用意します。macでは沢山方法があるため省略します。
手順
- パーティション設定
- rEFIndのインストール
- 各OSのインストール
Step-1 パーティション設定
ディスクユーティリティを開いて”パーティション”をクリックします。

1番でパティションの追加。2番の丸をクリックしながらうごかすと新規パーティションのサイズを変更できます。3番の所でパーティションの名前、フォーマットを設定します。ここでサイズを変更することも可能です。僕はLinuxは20GB、windowsは100GBに設定しています。Linuxの場合もWindowsの場合もMS-DOS (FAT)でフォーマットすると良いでしょう。

Windowsをインストールする場合はフォーマット形式をMS-DOS(FAT)にすると思いますが、その場合GPTディスクと言うフォーマット形式になってしまい、最新のwindows10では対応していない形式なので、コマンドライン上から変えていきます。
やり方はこの記事を参考にしています。
- GPT fdiskをダウンロードしてgdisk-1.*.*.pkgをダブルクリックでインストールします。
- sudo gdisk /dev/disk?でgdiskを起動します。(例sudo gdisk /dev/disk0)
- pを押してパーティション情報を表示します。
- xを押してエクスパートメニューに入ります。
- nを押してGPT diskをMBRにします。
- wを押して保存します。
- qで終了します。
これでGPT diskがMBRに変わっているのでwindows10をインストールできるようになりました。
これでパーティションの設定は終了です。
Step-2 rEFIndのインストール
まずrEFIndとは何か
rEFIndとはrEFLtの派生です。rEFLtとはどのような物か公式サイトに載っていました。
rEFIt is a boot menu and maintenance toolkit for EFI-based machines like the Intel Macs. You can use it to boot multiple operating systems easily, including triple-boot setups with Boot Camp.
rEFItはIntel MacのようなEFIベースパソコンのためのブートメニューと管理ソフトです。簡単に複数のオペレーティングシステムをブートさせることができます。ブートキャンプを含んだトリプルブートなどもできます。
rEFLtはブートローダーですがrEFIndはブートローダーではなく単にブートマネージャーだと言うことですが、インストールして見たほうが早いですので早速入れてみましょう。
http://www.rodsbooks.com/refind/getting.html
このサイトからrEFIndの最新版をダウンロードします。A binary zip fileというものです。

ダウンロードしたらまずやらないといけない重要なことが一つあります。それはシステム保護機能 (System Integrity Protection) を無効にすることです。これをしないとインストール時にファイルにアクセスできないぞ!と怒られてしまいます。
そのやり方ですが、再起動時にcommand + Rを押しながら起動し、リカバリーモードを起動します。上のバーでユーティリティー>ターミナルと進みそこのターミナルでcsrutil disable と打ち再起動します。
これでSystem Integrity Protectionは無効化できたので実際にrEFIndをインストールしていきます。
まずダウンロードしてきたファイルを探します。そのファイルを右クリックし、Optionキーを押してそのファイルのパスをコピーします。
Terminalを起動して、以下のコマンドを実行します。
cd #ファイルまでのパス
Ex cd /Users/Username/Desktop/refind-bin-0.10.7
#そのあとrefind-installを実行します。
./refind-install
パスワードが求められますので入力したら完了です。

先ほどSystem Integrity Protectionを無効化した時と同じ方法でcsrutil enableと打ち有効化してください。
これでrEFIndはインストール完了です。
rEFIndのテーマを変えたい場合はこちらの記事をみてください。
Step-3 各OSのインストール
ここでのインストール方法はスクリーンショットが取れないというのと、他の方が細かく方法を書いて下さっているという考えから書いていません。注意点としてはブートするときにoptionキーを押しながらブートするとrEFIndのブート管理画面が表示されるのでそこで作成したインストールUSBなどを起動してください。Ubuntuの場合はInstall Ubuntu alongside Mac OS Xというオプションがあるようです。
トリプルブートで検索して辿り着きました。とても参考になりました。当方、MacbookPro(Retina, 13-inch, Late 2013)をMavericksとMojaveとWindows10でトリプルブートしたいのですが、うまくいきません。ご教示いただけないでしょうか ?
Mavelicks→Windowsと行こうと思いましたが、MavelicksのBootcampではWindows10は入れられず、次にMojaveを入れBootcampを試しましたがWindowsのパーテション縛り(第4まで?)のためか、進行せずハマりました。導入順序で解決できるのでしょうか。
また、解説にある「GPT fdisk」はWindowsインストール条件のパーテーション縛りとは無関係でしょうか?そして「rEFInd」はどのタイミングで入れたらいいのでしょうか。
質問ばかりで恐縮です。ご教示いただけたら助かります。
ありがとうございます。順序ですが、元々のOSをMojaveにし、BootcampでWindows10をインストール、その後Mojaveに戻ってMojaveのパーティションを分割してそこにMavelicksをインストールします。Mavelicksは古く、インストールした事が無いので100%うまくいくかどうかわかりませんが、MojaveとHigh Sierraはうまく行くので多分ですが動くともいます。rEFIndはこの場合入れても入れなくてもどちらでも大丈夫だと思います。理由としてはrEFIndはUbuntuなどをブートするのを簡単にするマネージャなのでmacOSとBootcampだけでしたら入れなくても大丈夫です。起動画面を変更したいから入れるという事でしたら、3OS全てインストールした後で良いです。ちなみにrEFIndをインストールしていない状態で起動するOSを変更するにはoptionキーを長押しで起動だった気がします。また、最新にも対応した新しい記事を書いていますので少々お待ちください!
ありがとうございます!よくわかりました!!時間見てやってみます〜(^ ^)
最新記事も参考にさせていただきます。